男山酒造株式会社
代表取締役 尾原儀助
山形市八日町2―4―13
TEL023(641)0141 FAX023(641)0225
昭和48年10月(創業寛政元年)
 弊社は創業を寛政年間にさかのぼり、200年以上にわたって酒づくり一筋に歩んできました。
 故ライシャワー博士が「山の向こうのもうひとつの日本」と表現し、「樹氷と紅花のふるさと」として知られる山形は、東に蔵王連峰、西に霊峰月山を望む、自然の恵み豊かな土地柄ですが、とりわけ清冽な水と澄んだ大気はおいしい酒を造るために不可欠な要素です。このように恵まれた環境の中で、私たちは「地元に支持されるまじめな酒造り」を基本とし、優れた原料の選定、技術の研鑽、設備の充実などに努力していますが、何よりも大切なことは造り手の心にあると考えています。酒をかもすのが麹菌や酵母という生き物である以上、それらに接する人間の気持ちが酒質に反映するのは当然のことであり、醗酵科学以前の先人が無事に酒ができあがるようひたすら神に祈った心に思いを馳せ、自然の営みに対する畏敬の念を持ち続けながら酒造りに取り組んでいます。
 銘柄の「羽陽男山」は京都の男山八幡宮に因みますが、蔵王山系の伏流水で醸し出す酒は、男山の名にふさわしくすっきりとした辛口で飲むほどにキレのよいおいしいお酒です。 また、全国新酒鑑評会において最高位の金賞を受賞するなどその品質は高く評価されています。
   
国税庁醸造試験場主催全国新酒鑑評会 金賞受賞
8年連続を含む22回
他 仙台国税局主催東北清酒鑑評会金賞など多数